皿屋敷

 2024/12の養成所ライブで、「イズミに捧ぐ」というコンビでやったコントです。
イズミに捧ぐが解散した原因のひとつとなったコントでもあります。

 皿屋敷とパン祭りと赤い羽根募金をくっつけました。

 火事で終わりにしたのは、ナンセンスなものとしたかったからです。でも安直だったとおもいます。
募金先が赤十字なのはボケじゃなくて、ひとつただ真面目にそうなってほしいこと入れたらどうなるかなと思って……だったような記憶があるけど、いま捏造したかも。



【タイトル】
皿屋敷

【役・持ち物】
客(いずみさん): 服装指定は特になし、財布(カバンの中に入れる)
スタッフ(藤田): 硬貨5枚ほど、募金箱、可能であれば白装束

【台本】

〈スタッフが下手側、客が上手側で板付き〉

客 〈上手側から、怖がりながらそろそろと歩いてくる〉「お化け屋敷楽しみだな〜、あれ、スタッフさんですか?」
ス 〈俯いて〉「……いちま〜い……にま〜い……」
客 「ひっ!」
ス 〈硬貨を持った手を出し〉「……さんま〜い……よんま〜い……」
客 「……お金?」
ス 「あ」〈募金箱を見せて〉「歳末たすけあい運動にご協力お願いいたしま〜す!」

客 「い、いや、なんですかこれ」
ス 「年の暮れなので、お化け屋敷でも募金活動をやってみようかなと」
客 「そ、そうですか……あれ、このシール?なんですか?」
ス 「ここで募金するとこの赤いシールがもらえます。それをこの台紙に集めて、出口で提出すると、なんとお皿がもらえるんですよ〜!だから、呼び込みは皿屋敷風なんですね」〈シールが貼られた台紙を見せる〉
客 「そこでお皿要素を……いや、お化け屋敷ってそんな何度も来なくないですか?」
ス 「まあそうですよね。なので、この1枚で応募できるようになってます。どうですか、お皿?」
客 「うーん、でも荷物になるしなあ」
ス 〈残念そうに〉「本家パン祭りのお皿みたいに、丈夫で使いやすいのに……」
客 〈少しキレ気味に〉「だいたい何に使われるんですか、この募金。お化け屋敷の運営資金?」
ス 「まさかそんな!いただいた募金は赤十字社に送って、支援活動に使ってもらいます。一応お化け屋敷も、命を意識する場ですから」
客 「……そこはちゃんとしてるんだ」〈財布から硬貨を出して入れる〉
ス 「ありがとうございます。こちらシールと台紙です。それではお化け屋敷をお楽しみください!」

客 〈軽く会釈して、上手側に歩いていこうとする〉「……あ」
ス 〈声に釣られて同じ方向を見る〉「……火事だ」

おわり