2023/08/26
2023/08/26
ようやく離職票が手元に届き、国民健康保険に加入できた。昨日のうちに入手できていれば自立支援医療の手続きもできたのに……。
喫緊で必要なお腹の薬をもらうために来た病院の待合でこれを書いています。身体弱っているときにテレビから流れてくるフワちゃんのありがたさ。
社会というものが、はじめて彼にはなまなましい実在として感じられた。この無形の実在、不機嫌そうに黙っているこの巨大な暗黒の動物、それが壁一重むこうにとぐろを巻いている様に思われる。それは脈を搏ち、喰い、呑み、恋をし、眠るのである。これに対して人は無力で、多くは勤め人になって隷従するか、商人になって媚を売るかである。近代が発明したもろもろの幻影のうちで、「社会」というやつはもっとも人間的な幻影だ。人間の原型は、もはや個人のなかには求められず社会のなかにしか求められない。
(三島由紀夫「青の時代」)
(ここまで13:59更新)
耀子はこの世の小説をのこらず鵜呑みにし、そして憶えるのは題名だけなので、幸いにして小説の毒に中ることから免れている。こういう読者のおかげで、小説も古典になりうるのである。
(同上)
しばらく集中力散漫で読み進められてなかったのだが、三島由紀夫の「青の時代」がずっと面白い。
ちょうど中盤あたりで例の事業が動き始めるんだけど、それまでの人格形成も(やややりすぎなくらいで、それがちょうどいいくらいに)次々に読んでゆける。
(ここまで23:44更新)